働くこと、そして踏み出すということ。

どのみち、落選したとしても、失うべきは切手代82円也。申し込みに費やした時間を込みにしても、ローリスクの部類に入るだろう。



早速、マンションから徒歩8分の申し込み会場となっている板橋グリーンホールに行ってみる。



さすが役所のやることだ。オペレーションは同じである。区役所での手続きや選挙のそれと何ら異ならない。

誰にでも公平に、分かりやすく、、、分からなくもないが、どこか「帯に短し襷に長し」なんだよな。

事を細分化し、いちいちそこに人を貼り付ける。会場を見渡すと、手持ち無沙汰のスタッフが結構いる。

申し込み書類記入コーナーで希望の地区と氏名などを書き込み、



チェック係のいるコーナーへ移動し、書類に不備がないかチェックを受ける。

お次はこれまた違うコーナーへ案内され、呼び出しを待ち、書類を提出し、身分証明を行う。


さてと、一通りのやるべきことはやった。


始まりの終わりだ。



もし、落選したならば、人目につくことなく終わる密かなこの物語である。

当落の結果は、後日郵送にて送られてくるとのこと。その郵送のための切手も納めた。

どのみち、落選したとしても、失うべきは切手代82円也。申し込みに費やした時間を込みにしても、ローリスクの部類に入るだろう。



来た、来た!!
さてはて、いやはやなんとも…
結果はいかに?

首の皮1枚とはこのことか?
図らずも、物語は続いていくこととなる。

向かうべき先に、何が待っているのか。


何の為に働くのか?


誰の為に働くのか?


そして、食べていくこと、生きていくこと、働くことに対する確固たる答えは、未だ導きだせずにいた。

しかし、踏み出してはみた。

都会で生きる脱サラおやじの自然農業サバイバル日誌

『これで食っていけるのか?』と言われた脱サラおやじが、代々自家採種を続けてきたタネを手に入れ、無農薬・無化学肥料の自然農法に取り組む素人天国農園の記録。

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