還ること、そして返すということ。

当選証を持って、いよいよ区民農園受付会場に向かった。年間使用料5,500円也。

決して、己が財産ではないのだが、新たな居場所を作ることができた。



我が家の扉を開いて、徒歩で90分、バスで40分、電車を使えば30分で、ここ桃源郷に辿り着くことができる。

彼の地は、どんな土地なのだろうか、どんな風が吹いているのであろうか。

まずは、足を運んでみた。

まずは、マズイ…


お隣近所の区画は、もう畝づくりやら、整地やら、施肥やら、何かしら始動している。

こちらは雑草が…スクスクと  ((((;゚Д゚)))))))

悠長に構えている場合ではない。早速、納屋にあるスコップやクワを使い手当たり次第、土を掘り返してみた。



板橋区の区民農園は同じ区画を連続して使用することはできない。3月で全てをリセットして区に還す。この420区画も、毎年、違う誰かの手によって、掘り返される。脈々と続いていく。

本年度の使用者は農薬は使わず、一切の肥料も加えず、ただひたすらに土の力を信じ、自然に還る自然農法を実践する決意である。


よろしゅうに   (`_´)ゞ

還すこと、そして返すということ。



都会で生きる脱サラおやじの自然農業サバイバル日誌

『これで食っていけるのか?』と言われた脱サラおやじが、代々自家採種を続けてきたタネを手に入れ、無農薬・無化学肥料の自然農法に取り組む素人天国農園の記録。

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